ウラルア　ドキュメント２０１５ ／　ＳＰＥＣＩＡＬ　ＩＳＳＵＥ

	愛知県清須市にある清須城へ歴史探索ハイキングへ行ってきました。前から一度、行ってみたかったのです。五条川沿いの新幹線の鉄橋横にある城で、数年前の映画、『清須会議』でも有名ですね。
	入口をくぐると日本庭園とお城の絶景が出迎えてくれます。現在ある清須城は平成に入ってから建築されたものです。中は４階建で入場料は大人３００円です。また昔あった清須城は、現在のお城の反対岸にあったと言われています。
	入口にある看板。那古野城主だった織田信長が、清須織田家当主の信友を攻め滅ぼして清須城に入場と書いてあります。歴代城主としては織田信長を初代として織田信忠、織田信雄、豊臣秀次、福島正則、松平忠言、徳川義直の歴代城主が名を連ねています。 　ここ清須城から信長の全国制覇物語が始まりました。木下藤吉郎（豊臣秀吉）が信長に合流したのも、また信長が１５８２年本能寺の変で討たれたのちの体制を決める会議、すなわち清須会議が行われたのもここ清須城です。 　そして関ヶ原の後の１６１０年、清須の廃都とし名古屋への遷都する『清須越し』で廃城となったのです。
	反対岸にある公園には、織田信長の像があります。信長はここ清須城から、小牧山城、稲葉山城、安土城と天下布武への道を目指しますが、本能寺の変で討たれてしまいます。
	ちなみにこの場所は、『始まりの地　〜二人の愛と希望の丘〜』としてパワースポットの看板が立っていました。実は織田信長はこの清須城主になる前に、美濃の斉藤道三の娘、濃姫と結婚してました。信長像の横には濃姫の象もありました。

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