ウラルア　ドキュメント２０１４ SPECIAL／　ＧＥＲＭＡＮ　ＴＲＩＰ　２

　２日目、ホテルからフランクフルト中央駅まで歩き、前日購入しておいた切符で、０７：５０フランクフルト発のＩＣＥにのって１時間ちょっとでシュッツットガルト中央駅着。ここはダイムラー、ポルシェ、ボッシュなど自動車産業の創業の地で博物館めぐりを楽しみにきました。

	まずはシュッツットガルトの中央駅で案内の人に市内線Ｓバーンの一日乗車券の買い方を教えてもらい、最初の目的地であるメルセデスベンツ博物館へ行きました。駅から徒歩１０分くらいで博物館建物に到着。 　以下にその展示物の一部をご紹介します。実は１０年くらいも一度訪れてたことがありましたが、その後リニューアルされ新たな場所に移転したとのこと。横にはドイツリーグチームの広大なサッカー練習場がありました。入場券は８ユーロ。
	下からエレベータにのって一番上の階まで。最初にあらわれたのは世界初のガソリンエンジン搭載自動車。３輪でチェーンドライブ。ハンドルが電車のスピードコントロールのようなタイプで、ちょっと運転が難しそうです。１８８５年のことでした。
	こちらは４輪となり、またハンドルはＴ字のバーになり少し操作しやすくなっているようです。１８９０年代ですが、１９０３年にはライト兄弟の飛行機が初飛行しており、このころの技術の進化は日進月歩ですさまじかったのでしょうね。
	こちらはまた最初の近代的自動車と言われているもの。シャシー構造で、さらに縦置ＦＲの基本構造が最初に採用されたものだと思います。
	第二次世界大戦のプロペラ機のエンジンもダイムラーベンツです。Ｖ型１２気筒ですが逆向きに置かれています。クランクからギアで動力はプロペラへ伝達されています。看板によると、世界で初めてインジェクションを搭載とあり、いろいろ調べるとボッシュ製だそうです。ボッシュもシュッツットガルトが発祥の地とのことです。
	３００ＳＬ。ガルウィングで有名ですが、これは車体側のフレームがボックス型で構成したため、通常のドアがとれなかったため、苦肉の策でガルウィングにしたとのこと。石原裕次郎さんが乗っていたことで有名です。
	こちらはレース用の３００ＳＬＲです。上の３００ＳＬとはあまり関係なく、中身はＦ１そのものだそうです。ただ、１９５５年のルマン２４時間で同型車が大事故を起こしたのを機会に、この車はメルセデスに保管されていたものを、設計者がプライベートカーとして公道を乗り回していたものだそうです。かっこよすぎる。
	こちらは昭和天皇の御料車であるメルセデス。防弾仕様だそうです。
	ダイアナ妃が乗っていたＳＬ。ただし英国車に乗るべきとの世論が強く、しばらく乗っていたものの、その後ドイツに返却されたものだそうです。
	最近のレーシングカー群。
	昔、これのラジコンありました。
	シルバーアロー軍団。たくさんあってわかりません。

つづく
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