ウラルア　ドキュメント２０１５／増刊号

	伊豆初日は東海岸を南へ向かいます。この日も好天に恵まれました。河津と下田の間の休憩所にて海をゆっくり見ました。伊豆諸島が遠くに見えます。崖の赤い花は野生のアロエの花だそうです。巷でも暖冬の今年ですが、ここ伊豆ではとても冬には思えません。 　そのまま水仙がシーズンインした下田の爪木崎へ向かいます。弓形の砂浜に丘の上の灯台というミニチュア的風景が日本人の心に響きます。水仙の白色とアロエの赤色がいい感じでアクセントになっています。
爪木崎では灯台まで丘の上の散歩道を散策。南側の海を見ると、柱状の岩が見えます。元はマグマだったものです。 　今回、久しぶりに伊豆を訪れましたが、最近は伊豆の地学的な景勝地を観光資源としてアピールしています（ジオパーク）。伊豆半島はもともと海底火山だったものがフィリピン海プレートに乗って移動しているうちに本州とぶつかってできたものだそうです。 　その後、近くの恵比寿（えびす）島へ向かいました。島といいつつ橋で渡れる小さい島ですが、ここも地層のような縞模様が島全体を包んでいます。火山灰が波に洗われてできたものだそうです。

次へ
もどる